九州の正教会

日本ハリストス正教会九州管区

The Kyushu Parish of the Orthodox Church in Japan

九州北ハリストス正教会
熊本ハリストス正教会
人吉ハリストス正教会
鹿児島ハリストス正教会

人吉ハリストス正教会

日本ハリストス正教会九州管区のホームページへようこそ

日本ハリストス正教会は我が国におけるキリスト教・東方正教会で、東京都千代田区の東京復活大聖堂(ニコライ堂)に本部があります。
九州には四つの教会があり、各教会で毎月一回または二回、日曜日の祈祷があります。
祈祷にはどなたでも参祷できますが、どの会堂も祈祷がない時は閉まっています。
初めてご来訪される際は当ウェブサイトに記載の巡回日程をご確認のうえ、ご不明な点は下記の「お問合せ」で事務局までご照会ください。
When you come to our churches for the first time, please contact the parish office.

降誕祭聖体礼儀のご案内

以下の日程で司祭が各教会を巡回し、聖体礼儀を執り行います。
教会には信徒でなくても、どなたでも参祷できます。
聖体礼儀の開式時刻は午前10時です。
夜の祈祷はありません。

12月15日(日)鹿児島ハリストス正教会
12月22日(日)人吉ハリストス正教会
新年1月5日(日)九州北ハリストス正教会
1月12日(日)熊本ハリストス正教会


日本正教会の降誕祭の祭日は1月7日(ユリウス暦の12月25日)ですが、九州では司祭一人で牧会している関係で、日程が広範囲になっていることをご了承ください。

12月のメッセージ

私たちは生ける神殿

(管区報「九州正教会だより」から掲載)

山下りん「天使首ガウリイル」足利ハリストス正教会所蔵

今月の主日巡回日程

Monthly Schedule of the Sunday Services

司祭は日曜日ごとに各教会を巡回していますので、
ご参祷の際は事前に日程表をご確認ください。
どの教会も祈祷がない時は閉まっています。
Every church in Kyushu opens only once or twice a month.  Please look at our monthly schedule beside.

事務局について


2024年6月1日付で、九州管区事務局を熊本県人吉市から、福岡県志免町の「九州北ハリストス正教会」司祭館に移転しました。

〒811-2232
福岡県糟屋郡志免町別府西2-7-1
九州北ハリストス正教会

TEL / FAX   092-410-0540

[email protected]


旧事務局の人吉司祭館(熊本県人吉市上林町979-5)は教会所有の施設ではなく借家で、現在は空き家です。

旧人吉司祭館では郵便や荷物は受け取れませんので絶対に送らないでください。

日本ハリストス正教会九州管区 教会一覧

Orthodox Parishes in Kyushu Island

熊本・人吉・鹿児島の各教会は無人です。教会宛ての郵便や荷物はすべて事務局である九州北ハリストス正教会にお送りください。

九州北ハリストス正教会

Fukuoka Orthodox Church

〒811-2232
福岡県糟屋郡志免町別府西2-7-1

熊本ハリストス正教会

熊本ハリストス正教会

Kumamoto Orthodox Church

〒862-0975
熊本市中央区新屋敷1-18-15

人吉ハリストス正教会

人吉ハリストス正教会

生神女庇護聖堂

Hitoyoshi Orthodox Church

〒868-0022
熊本県人吉市願成寺町287-1

鹿児島ハリストス正教会

鹿児島ハリストス正教会

聖使徒イアコフ聖堂

Kagoshima Orthodox Church

〒892-0848
鹿児島市平之町12-39

わたしたちは戦争に断固反対し、世界平和の実現を願います

教会はすべての暴力と破壊に反対します

聖書の中でキリストは「剣を鞘に納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイ26:52)と言っています。暴力と恫喝で他者を屈服させる行いはキリスト教の教えにおいて断じて認められません。いわんや戦争はその最たるものです。よってわたしたちの教会はすべての暴力と破壊、とりわけいかなる戦争にも断固反対します。

ウクライナにおける戦争の速やかな終結を望みます

21世紀の現代においても、世界各地で戦争やテロ、また様々な人権侵害が起きており、罪なき多くの市民が犠牲になっています。
とりわけ、この度のロシアのウクライナへの侵攻は、わたしたちの教会と東方正教の信仰を同じくするロシアの人々とウクライナの人々との戦争であり、日本在住の両国出身者が集う教会として悲しく思うところです。
一部の指導者によって引き起こされたこの戦争は、既に述べたようにキリストの教えと相容れない暴挙であり、それで苦難を強いられるのは罪なき市民です。
本日は1945年、東京大空襲で10万人を超す東京都民が亡くなった日です。当時の日本は戦争当事国でしたが、だからといって戦争責任のない一般市民が攻撃対象になって、いくら死んでも良いということにはなりません。この度の戦争にも同じことがいえます。
よってわたしたちの教会は、この戦争で犠牲になった人々の御霊の安息を祈るとともに、これ以上の犠牲者が出ないよう、速やかな戦争の終結と侵攻軍の撤退を望みます。

わたしたちは全世界の平和の実現のために祈り続けます

教会は特定の国家の政治的利益を代表するものではありません。日本正教会も、いかなる政治団体にも関わっていません。
全ての人間が等しく神に造られ、いのちを与えられた兄弟姉妹だと信じる以上、一人ひとりの人間のいのちも尊重されなくてはなりません。従って、教会も国家の利益のためではなく、一人ひとりの人間の救いのために存在しているのです。
わたしたちは教会の使命として、ウクライナだけでなく、全世界で起きている戦争と人権侵害に苦しむ人々に心を留め、平和が実現するよう祈り続けます。

2022年3月10日
日本ハリストス正教会九州管区
司祭グリゴリイ水野 宏